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歯を失った際の治療は、今までですと入れ歯(義歯)、ブリッジでしたが、第3の治療法として現在、インプラントが注目されています。そこで、インプラントがどんな治療なのか、基本的なことについて説明します。
インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。
歯科では、歯を失ったあごの骨(顎骨)に体になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯根の一部あるいは全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたもので、一般には人工歯根(正式には口腔インプラントあるいは歯科インプラント)、単にインプラントといいます。
インプラント治療の歴史は古く、記録では紀元前まで遡ることができます。現在に通じるインプラントは1900年代初めに登場しましたが、貴金属を材料としたためうまくいきませんでした。
それ以降、コバルトクロム合金などを材料としたものが使用されましたが、これらの金属は生体適合性に劣っていたため、やはりうまくいきませんでした。
1950年代にスウェーデンのブローネマルクらがチタンと骨が結合すること(この状態を「オッセオインテグレーション」と言います)を見出し、1965年にチタン製スクリュータイプのインプラントを用いた症例を報告しました。
その後、優れた長期の臨床成績が発表され、世界中で承認、使用されるようになると同時に「オッセオインテグレーション」するインプラント(オッセオインテグレーテッドインプラント)はたくさんのメーカーから次々に発売されるようになりました。
我が国では1983年に治療が開始されています。